新しいスタートを切る人におすすめなウィスキー

どうも、ウィスキーおじさんです。

いやー、またまた今回もご無沙汰してしまったんですが、それでもですね、 こんなご無沙汰なウィスキーおじさんの番組にも関わらず、 チャンネルを開けてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

今日はですね、4月に入って、新しい人生のスタート、 門出にチャレンジする、船出の方へ向けて、 ウィスキーを一本おすすめしたい、そんなウィスキーをお話したいなと思います。

4月に入って、新入社員の方、新入社員?新しく会社に入社される方だとか、 学生さんっていうのはまだ10代なのでね、なかなかお酒を進められないんですが、 転勤であるとか、そんな方にお勧めしたい一本は、もう迷いなくこれです。 日課ういすき、ブラック日課のディープブレンド。 これ、なんでこれを門で新しく人生のスタートされる方にお勧めしたいかというと、 竹鶴正隆さん、日課ういすきの創設者ですよね。

そもそもこの竹鶴正隆さんは、たぶんね、19歳、また10代、20代に満たない時に、 ういすき作りをやりたいというところでですね、 大阪の節中、節中じゃないわ、摂津酒造にいきなり飛び込んで、 ういすき作りをスタートしましたと。

その時にたぶん次の年、いきなり節中酒造の社長から、竹鶴くんよと、 君はここまでういすきを作りたいんだったら、その熱心を買って、 スコットランドに留学してこいというわけですよね。 その神戸の港に旅立つ時にですよ、 見送りに来たのが、もちろん節中酒造の社長や、その時のお世話だった節中酒造の岩井さんだとか、 いるんですけども、なんとサントリーの創設者の鳥井信二郎さん、 そしてアサヒビールの創業者の山本為三郎さんか、 この2人もね、若い20歳前後の竹鶴正隆さんをスコットランドに送り出すために、 わざわざ神戸に来て見送ったらしいんですね。

ちょっとこのエピソードを僕はずっと前から聞いていて、 竹鶴さんというのはね、鳥井信二郎さん、サントリーの創設者の鳥井信二郎さんみたいに、 頭が切れて、商売が上手くて、ガンガンみんなをまとめて、 事業を成し遂げるというタイプではなかったと思うんですね。

ただただ一つのことに集中して、いわゆる職人さんのような職人気質の一つのことに黙々と取り組む人だと思うんですよ。 そしてその一つのことに、一つのものに向き合って、ウイスキー作りに向き合って黙々と作業している竹鶴さんの姿を見て、 サントリーの鳥井信二郎さんや朝日ビールの創業者の山本為三郎さんはサポートしたと。 そういう人だと思うんですね。 あの一つのエピソードがあって、竹鶴正考さんってやっぱり商売があまり上手くなくて下手だったと思うんですね。

なのでニッカウイスキーが立ち上げたものの最初売るものがなくて、 ウイスキーっていうのは3年4年熟成させて初めて世に出るものなので、なかなかそれまではお金がないと。 資金繰りがずっと大変だったと。

そういう時に手を差し伸べてくれるんだったのが朝日ビールの山本為三郎さんであったと。

それはもう今ね、日華ウイスキーっていうのが朝日ビールのグループに入っているっていうのを、 この現状の元々のつながりではあると思うんですけども。 ずっと朝日ビールとの関係が深かったと。 そして竹鶴さんがどうしてもね、ウイスキー作りに欠かせないグレーウイスキーを日本でやっぱり作りたいと。 しっかりした本物のグレーウイスキーを作りたいと思った時に、 スコットランドのカフェ式スチル、連続式蒸留機ですよね。

このカフェ式スチルっていうのをカフェさん、イーニアスカフェさんっていうのはアイランドの人だったと思うんですけども、 もうこのカフェ式スチルが広まったのはスコットランドであると。

そういうことも突き越えて、これをね、日本に輸入したかった。 でもニッカには全くお金がなくて、買えるものでもなかった。

でもここでね、朝日の山本さんがまた手を差し伸べた。 困った時には、この竹鶴さんが困った時にはね、やっぱり誰かが手を差し伸べてくれるっていう、 そういう人柄だったんだなと思うんですよ。

これって、今経営者としてガンガンガンガン、経営者だけでもないですよね。 チームのリーダーとか、いわゆるチームのプレイヤーとして、 自分でガンガンガンガン行くだけではなくて、今の時代もそうですよね。 周りのサポートなくしては絶対ことって成し遂げれないなと思うんで、 これは竹鶴正考さんっていうのがウイスキー業界では、 その点に関してはすごい人だな、他に類を見ない人だったんじゃないかなと思いつつ、 僕はですね、この竹鶴正隆さんの日華ウイスキー、 そして今県庁で出ているウイスキーで、コーストパフォーマンスもしっかりしてて、 本当に今手に入るウイスキーの中で美味しいなと思うのが、 僕はそう思うのが、このブラック日華のディープブレンドなんですよ。 なのでこの100年くらい前か、竹鶴正隆さんを見送った神戸港にね、 わざわざ来て見送られたその状況を想像しながら、 新しい角でスタートする人たちにはですね、 日華ウイスキーのディープブレンドをお勧めしたいなと思います。 今日もなんと取り留めのないお話を最後まで聞いてくださってありがとうございます。 それではまた。

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