さて今日はお酒の話ではちょっと違ってて
テーマは起業したい方へ
ほんとにその業種で大丈夫??って言う話です
二週間ほど前、とある方Bさんとしましょう。Bさんから相談があったんですね
Bさんの了承のもと、話せる範囲で皆さんにお伝えしたいなと思います
Bさんはは今40代の会社員で、独立起業してパン屋さんを始めたい
どんなパン屋さんをするかって言うと店舗を構えずに。キッチンカーで移動販売をしたいと
オフィス街とか車で道路走っていてもカレー屋さんとかお弁当屋さんや韓国料理屋さんとかおしゃれな車で販売されていて
美味しいし、値段も手頃で日本でも定着して楽しいなと思うんですけど、Bさんもそれでパンを販売する起業をしたいとそういう話をちょっといただいたんです
Bさんに色々お話を聞いてみたんですが、そこでの内容を皆さんにお伝えしとこうと思います
まずBさんが独立起業したい理由は、ある程度年齢を重ねてきて体力が無くなっていく中で今の仕事を続けていくのはちょっとしんどいと
まずこれが1つ大きな理由です
そして何を始めるかって言うとパン屋さんは未経験だけど少ない資金で始められてキッチンカーっていうのは結構メディアでも取り沙汰されていて、見てても楽しそうでおしゃれ
ある程度高齢になっても体に負担なくできそうだし、教えてくれる業者さんというかキッチンカーを作る業者さんにコンタクトをとるといろいろ教えてくれたのでちょっとやってみたいなぁと思われたそうです
ここで少し私からこのBさんに話した事は
いきなり自己資金をつぎ込んでいくらパン屋さんでキッチンカーは少し不安でいくら手軽とは言え1,000万円は降らない
飲食業の未経験なBさんにとって、いくら退職金があるとは言えかなりリスクが高い
起業する時に先ずやって頂きたいことは
僕もやってきたことなんですけど子供の頃から10代、20代、30代とどんな事に熱中して来たのか
10年ぐらい熱中してきたことがあったら、これをビジネスの種にするっていうのが本筋です
それが今売れる商品というかビジネスにつながるかどうかはまず、さておいて1番最初にやる事は
どんなビジネスをするかって考えたときにまず真っ先に考える事は今まで生きてきた人生の中で熱中してきたことがどれなのか
例えば昔サッカー10年ほどクラブ活動に打ち込んでいただとか
プラモデルが子供の頃から大好きで200体以上作ってきただとか
日本の各地へ旅行するのが趣味で100カ所巡ってきたとか
趣味の世界、自分の好きな世界でも必ずあると思うんですよね
よくよく勘違いするのは、自分自身の思ってる価値と周りの人が自分に対して思っている価値って結構ずれていることが多いです
例えばですね私なんかは生業は認定支援機関なのでマネタイズするところは事業計画のサポートだとか補助金の申請サポートです
ただある経営者の集まりやビジネスクラブに顔を出すと必ず聞かれるのはお酒のことです。
過去僕は25年間バーテンダーをしててウイスキーに詳しいと言うことで
「ウィスキー飲んでみたいけどおすすめありますか?今カクテルってどんなんがちょっとかっこいいかな?」
そちらが先に盛り上がって、事業計画だとか事業再生の話はシリアスななので最初はお酒のお話しになります
やはりみんなにお伝えしたいのは事業再生とか事業計画の事なんですが周りからすると25年間やってきたバーテンダーと言うことで
みんなが私に対して持っている最初の価値っていうのはお酒のことです
それに気づいてから私もお酒のラジオ配信を始めたんですが、意外にも後から事業計画だとかビジネスモデル作りやメニュー開発のビジネスにはつながってるんです
そもそも今流行ってるものだとか、自分がやってみたいということをビジネスにするってのはそれはそれでいいんですけど
その前にやる事はそもそも今まで熱中してきたことを、相手に伝える価値ということを考えるとどんなことがあるのかを洗い出すと良いです
今回このBさんは、どんな事に熱中して来たかと言うと
パンとは全然違ってて海外経験です
Bさんは20代から30代にかけて約20年間南米やヨーロッパ、アジア諸国を3ヶ月から半年ほど旅をする
いわゆるバックパッキングです
女性でありながら1人の時や友達2人、3人で行った時もあって現地に行くと日本人が結構いたので何ヶ月かルームシェアをしてそこで暮らしていたのです
住んだ人にしかわからないリアルな南米とかアジアの話を聞きたい
これがBさんの価値です
パン屋さんとかではなくて、違う世界各国旅をしたい1人で旅したい人のための情報なんですね
それを情報発信するべきです
コツコツ情報発信しながらコメントやつながりがきる中で商品やサービスって絶対生まれてくると思います
早期退職を考えてるって言う事は今すぐ何かを始めないといけないって事は無いので2年3年準備期間をおいて
今のうちに世界各地のリアルな旅の話をブログや動画、音声など好きなメディアで情報発信すると言う結論に至りました
以上です